意外と知らない!?iPhoneの歴史

革新的デバイス

2007年にApple社からリリースされた初代iPhone。こちらは同年の1月にApple社の製品展示会であるMacworld Expoで概要が発表、同年6月にアメリカで発売されました。しかし、この頃はアメリカ国内限定での発売だったため、日本での認知度はガジェットマニアの間でのみ話題になる程度でした。事実、国内の通信方式を採用していなかったため日本では使用することが出来ず、初代iPhoneを持っている人は相当なAppleマニアと言えるでしょう。

しかし、初代iPhoneはこれからのスマートフォンのベースとなるような様々な革新を搭載していました。その中でも、マルチタッチディスプレイはスマートフォンの原型とも言えるもので、ディスプレイへの直接干渉による操作方法は今や常識となっているほど普及しています。さらに、電話機だけでなくPDA端末として使用可能だということも、スマートフォンの定義として認知されています。

この初代iPhoneですが、アメリカ国内だけで発売後74日で100万台を突破するなど大ヒットを記録しています。そして、このタッチスクリーン方式は、これからApple社のみならず様々なデバイスに継承されていくのです。